パーソナル調香の進め方と、8週間でできること
「自分だけの香水を作りたい」と思っても、何をどう伝えればいいかわからない、という方が多いです。パーソナル調香では、香りの言語化が苦手な方でも大丈夫なように、ヒアリングの方法を工夫しています。実際の流れを説明します。
第1段階:ヒアリング(1〜2週間)
最初にメールまたはオンラインでヒアリングを行います。「好きな香り」「嫌いな香り」「つける場面」「避けたい原料」などを聞きます。香りの言葉がわからなくても、「好きな季節」「好きな場所」「好きな食べ物の香り」などから方向性を探ることができます。
ヒアリング後、調香担当が3種類の方向性(処方の骨格)を提案します。この段階では実際の香りはまだありません。
第2段階:サンプル制作と確認(2〜3週間)
3種類の骨格をもとに、それぞれ簡易サンプルを制作してお送りします。サンプルは各2mlで、実際の肌でお試しいただきます。1〜2週間かけてお試しいただき、方向性を確定します。
この段階でのフィードバックが最も重要です。「もう少し甘さを抑えたい」「ベースをもう少し長く残したい」といった具体的な意見をいただけると、本制作の処方に反映できます。
第3段階:本制作と熟成(4〜5週間)
方向性が確定したら、本制作に入ります。30mlボトル1本分を仕込み、6週間熟成させます。熟成完了後に最終確認を行い、問題がなければ瓶詰めして発送します。
熟成中に香りが想定と異なる方向に変化した場合は、ご連絡した上で調整を行います。
8週間という時間は長く感じるかもしれませんが、熟成を省くことはできません。完成した香水は、その時間の分だけ安定しています。